gulienの日常182。
- 2025年05月29日
- カテゴリー:ブログ
本日は久しぶりに「gulienの日常。」です。
以前から、グリエンで個人レッスンを受講しながらも〝ウクレレオーケストラ〟なる集まりにも参加されている方に「先生のトコでやってもらえれば、わざわざ探して行かないんですけどね。」とチクリと刺されたり、アコギの生徒さんの中にも「先生と二人でやるだけでも楽しいんだけど、レッスンの場ではなく合奏の場でしてみたい。」などのお声は頂いておりました。
しかし、そういった方々はポジティブに楽しんで頂けているのですが、多くの方にとっては自分以外の人の中で弾くという行為は心理的ハードルが高いんじゃないかな?と思っていた分けですよ。
じゃあ、そうやって実際に声を上げた方だけ集めてやればいいのですがその為だけに企画・運営するのは僕の労働力のコストを考えると……………実行に移せずにいたのですね。
そんなナマケモノが動いた理由はズバリ!!〝暇だったから〟。(←言い方悪いな。)
詳しくは、日曜16時の小学2年生から通って下さっていた生徒さんが今年ついに受験生(高校受験)になられて勉強を頑張るという事で先月いっぱいで退会されており、更に今月は妻の仕事の都合で子供が義父義母のお宅でお世話になる事が多く日曜の夕方以降がポッカリ空いてしまったのです………………これはヤバイ。充実と成長(と自由)の奴隷である僕にとって暇は大敵…………。
「どうする?練習してジョギングして…………いや、待て。自分一人の為に使える時間にしては多すぎる。それに見合う充実と成長を得られそうにない…………コンニャロめがーーーーー!!成長してやるーーーーー!!!!」
とブチギレた結果、譜面制作に取り掛かり5月第一日曜にメロディー譜とコード譜を完成させ(この時初めてtab譜で記載する事に挑戦しました)、第二日曜にソロ譜を作成……………意外に早く終わってしまったのでpumaに着替えて第一公園横の88段ある階段を10往復して帰還。
それでもまだ時間があったのでノリでチラシ制作にも着手。何からやったら良いのか分からなかったので「ウクレレ ワークショップ チラシ 画像」で検索。
「なるほど。日時や参加費・定員・場所は確かに必須だな。あとはそれらしい文言か………ここは都合良さげな無意味なポジティブ感漂うだけの文章にはしたくないからちゃんと考えよう。」
とかやってたら夜22時に完成!!
プリントアウトを待っている間「やべ〜な。終わったぞ。すげーなオイ……………これ、イケメンじゃない?……………イッケメーーーーン!!」と一人で絶叫している時間がめっちゃ楽しかったです(笑)!!
「暇だったから」と茶化してしまいましたが、真面目な事を言うと本当に成長する必要があると思ったのと、それを実行に移す時間が出来たからです。
僕はこれまで個人レッスンでは「ギター・ウクレレを通じて価値ある時間を生活にプラスする」と言うグリエンの理念のもと充実した時間を提供出来るように努めて参りました。
それは直感的に楽しいと感じるいっとき感情に流される事ではなく、学校教育や社会で求められる評価の為にする努力ではなく、本質に迫ろうとする努力をする事で得られる充実感を得て頂きたいという思いです。従って「出来るor出来ない」とか「上手いor下手」などの評価で一喜一憂しないで純粋に目の前の課題に取り組み、成長の手応えを感じるお手伝いがしたいし、それを共有したい。その先に結果として弾く能力が身につくというプロセスを推し進められる教室でありたいのです。
しかし、そのような理想自体は今後も全く揺るがないとして、この10年それしかやって来なかったのも事実という事に気づいてしまったのですよ(ガーーーーン)!!この貴重な気づきを無駄にはしてはならいのですよ成長の奴隷としては!!
という訳で「本質は一旦置いとけ!!今を楽しむだけで良いじゃないか!!その為だけに太田は頑張らせて頂きます!!」という今回の企画です。
正直、ほっといても小学生くらいになれば自転車は乗れるような気がしますが、その練習を通じて内面を成長させたかったんですよね。
最後、自分で乗って遠ざかって行く背中を見ながら嬉しい気持ちと「こうやってしてやれることが一つずつ減っていくのだろうな……」と言う寂しい気持ちになりました(笑)。
これからも少しずつ減っていく一緒にいられる時間の中で、なるべく多くの気持ちを共有出来るように頑張りながら老いさらばえていきたいと思います!!!!