レッスン内容紹介33。

  • 2022年11月2日
  • カテゴリー:ブログ

本日は「レッスン内容紹介。」です。

11月…………。いよいよ2022年もここまで来てしまいました。10月は12日にライブが終わって一安心していたら気がついたら終わっていました。仕切り直して残り2ヶ月頑張っていきます!!

という訳で、本ブログにご紹介出来る生徒さんの頑張り動画が2本あったので本日はそのうちの1本をご紹介致します。

小6男子による「Mela!」(緑黄色社会)です。どうぞ!!

いや、最近のバンドの曲は難しいな!ってか、なんちゅうバンド名だよ(笑)お洒落………。

選曲は彼本人で、なんでも運動会のダンスで踊った曲だとか…………最近の小学生はメチャクチャお洒落な曲に触れている事に驚きです(僕なんてカセットテープで嘉門達夫とか聞いてましたよ………笑)。

この曲についてですが、先ずメロディーがキャッチーに聞こえて意外と細かく動く上に、フレーズが長い……それに伴いちょいちょい部分転調してるのも手伝って、伴奏も同じコード進行を繰り返している感がなくて覚えにくい。そしてテンポが早い!!そんな訳で見た目以上に負荷は大きいです。

リズムに乗りながら弾き切るだけでも大変だったので全音符メインで演奏する事にしましたが、そうすると逆にコード進行が分かりにくい上にテンポも速いので「メロディーに合わせよう」などと日和ったことを少しでも考えると置き去りにされてしまいます。弾いていない時も右手の空振りと足でずっとリズムを取り続けながら脳内で情報を並行に処理し続けるという精神力を鍛錬してもらいましたよ(笑)。

それでもやっぱりどこかで単音弾きも入れたかったのでギターソロではなく間奏にチャレンジしよう!!と先ずはリズムを解放弦で特訓開始!!
いつでもどんな事でも最初の一歩は「理解」から!!そしてそれを「体現」に至るまで「鍛錬」あるのみ!!その後に結果として「上達」するという真理を、ギター・ウクレレの練習を通して若い人には是非、経験して欲しいと常々願っておりますので妥協は許さないのです!!

とは言え、流石に原曲のテンポで16のタンスタ ウンタン×2は流石に厳しかったか!?と思ったりもしましたが見事やり切ってくれましたね!!
こういう少年ジャンプのノリで若人が限界を超えていく様は何よりも美しいと思います。それでこそ少年だ!!カッコイイぞ!!

今回は複雑なコード進行や展開をアップテンポに置いて行かれずに演奏する。という課題でしたが、今は違ったタイプの難しさがある課題曲にチャレンジ中です。毎度、理解→鍛錬の連続ですが「これを原曲のテンポでやるとこう!」みたいに示すと『…………(苦笑)。』という流れになります(笑)。

しかし、それは今回の課題曲でも同じでした。いつだって結果を要求するのではなく、いっときの感情に身を任せる事なく実りある時間を積み重ねる事に価値があり、その結果として上達し願いを成就させるに至ると信じています。なんでもワンクリックでお手軽にいっときの感情を満たすことが出来るこの時代に、先の真理に迫り演奏だけでなく人間としても成長する若者の姿を共に歩みながら間近で見られるのは僕の喜びです。

オッサンの僕も謙虚に勉強しなくては!!