gulienの日常１６８。

本日も「gulienの日常。」です。

最近はなかやまきんに君の「世界で一番楽な筋トレ&有酸素運動１０分間」を毎日欠かさずやっているので体調が良いです。あと一日１０分といえど、明るいパーソナリティーのなかやまきんに君と一緒に無心で体を動かしていると精神的にも幸福度は高くなったような気がします。
さらに一つ毎日きんにくんを見て学習も出来ました。トレーナーが明るいってのは結構重要だなと。８４連勤残りの半分もハッピーに楽しんで参りましょう！！

さて、本日は前回の生徒さんのギター購入エピソードの続編です。
４０代男性。
『いや〜この前の休日が暇過ぎてさ〜、友達と朝から約束してて都内に行ったんだけど、約束は来週だったみたいで朝からめっちゃ時間出来ちゃったわけ。そんで無理矢理スーパー銭湯行って時間潰したんだけどソレでも昼前で、つい、行っちゃったよねお茶の水。』

と上機嫌で世間話しながらギターケースのチャックを開けまして取り出したりますは、何やら重厚なオーラを放つ無骨なアコースティックギター。

—————————お茶の水？いやいやいや、ちょっと待って。僕はそんなに詳しくはないけど、その感じは楽器屋の店員さん呼んで鍵開けてもらわないといけないガラスの向こう側におわすお方じゃないですよね…………だとしたら銭湯帰りにふらっと寄って買って帰るものじゃない。もしそうならアタマオカシイ事になっちゃいますけど…………………。

と心配しながら見せて頂くとヘッドに“MARTIN”と書かれているいるではありませんか！？キテるーーーーーーー！！詳しくお話を伺うと５０’sのヴィンテージとの事。

僕が所有している唯一の高級ギター定価32万(実際にはかなりディスカウントで購入しましたが…………)のストラトキャスターよりも高額なMARTINのヴィンテージアコースティックギター。かなりビビりましたが弾かせて頂きましたよ！！

生まれて初めてそのクラスのアコギを弾いた感想は、なんと言うかこの上なく味わい深い音というか、その響きの中にこれまでそのギターのオーナーだったギタリスト達のパッションや刻み込まれた歴史（人間で言えば６０〜７０代なんでね）を感じるというか…………例えるならスシですね。チェーン店でも十分美味しいけど、何年何十年も修行して技術を培った一流の職人が握るソレは、シャリとネタという条件は同じでも完全に別の領域にある料理であるように、同じ木が材料で弦が６本の楽器でも僕の６万円くらいのアコギとは完全に別次元の鳴りというか……………ハッキリと言える事は欲しいですね！！一番しっくりくる感想は「コレ、欲しい！！」でした（笑）。
別の３０代男性。
後日別の生徒さんにこの景気いい話をしたら、やたらニヤニヤしておられて『太田先生。実は僕もちょっと前にギター買ったんですよ（笑）。でもなかなか言い出せなくて…………今の話の流れでやっと言えました。』と予想したのとは全然違うリアクションが返って来ました。

——————————！？！？！？！？！？！？

面食らいながら恐る恐る聞いてみました「えっ…………ちなみにどちらの………？」

『GIBSONです（笑）。なんかネット見てたら良い感じの緑色のギター見つけちゃって、高かったんですけど思い切ってボーナスで買っちゃいました（笑）。』

いやいやいや！！みんなも楽器屋も景気いいなオイ！！そんなに高級ギター買わんでくれい！！６万円のギターをフレット削れまくりながら１０年も使っている僕がアホみたいやんか！！

前回の投稿で、若者がギターを長く続けてきて等価交換以上の価値がある事を知ることが出来た事が嬉しいとか、続けたからこそ見える景色や感情がありそれはとても価値があると思います。とか美談を綴ったけど、今回のはそんなんどうでもよくなるわい！！「いいな〜〜〜〜〜オッサンも欲しいーーーーーーーー！！」しか出て来んわい！！！！

 

やれやれ、今はまだ叶わぬ願望に振り回されてもしょうがないですね。１０年選手のアコギのフレット同様に削れまくった自らの精神をなかやまきんに君と共に磨き上げていく事にします！！！！