音楽について152。

  • 2020年10月25日
  • カテゴリー:ブログ

本日は「音楽について。」です。

めっきり秋らしくなってきましたね。最近の僕は赤ちゃんタイムがマイブームで楽しいです。でも先月末から我が家に加わった乳児の事を綴る訳にもいかないので人の力を借りる事にします。

リーダー鳥垣さんが9/29のライブの中から1曲、いろんな角度から撮影した動画を編集して下さいましたので、本日はリーダーの努力の結晶と動画編集テク…………いや、違う。熱いライブの様子をご覧下さい。

鳥垣優羽&HOPS/「Black Night」Deep Purple cover&arranged

のっけから背後からのカットがカッコイイ!曲の中でセクションが変わる度に映像の角度も変わったり、ソリストの手元がアップになったりして臨場感がある!!僕のお気に入りは後半の1つの画面が4分割にされて同じ時間軸の一人一人がアップになるところ。アニメみたい!!

曲について、この曲は缶コーヒーのCMにも使われていたし殆どの方がご存知ではないでしょうか。しかし、アレンジ!!
クセが凄い!!この手のロックファンには怒られるんじゃないか?ってくらい妖しい!妖艶BLACK NIGHT(笑)。

リーダー鳥垣さんの選曲で、最初からリズム面のスロー16ビートから倍のテンポのシャッフルに行ったり来たりする提案があり、それは決まっていましたが後半のメインテーマがヤケに浮遊感漂っているのは後ろのコード進行がリハモ(re harmonized)されていて、Emキーのメロディーなのにコード進行がDメジャーになったりパッシングdimで戻ったり、Cメジャーに行ったかと思わせて♭Ⅶ7でまた戻ったり…………弾いてる方も頭がパニック!!勿論、そんなアカデミックなアレンジにしてくれたのは我らが切り込み隊長・リードギターのポージーさんです。

「これリハモしてイイっすか?こうしてこうして…………コレ、イイのかな〜?怒られるかな〜?(笑)」

「あ〜確かに。この曲をそんな風に演るなよ!!って言われそうだね。一部のロックファンにね。(笑)」

「大丈夫!やっちゃいましょう!!」

ってな流れで決まりました。

MCでポージーさんが「この曲は音楽に詳しくない方でも知っている有名な曲ですが、この4人でやる意味みたいな事を考えてみんなでアレンジしました。」って言ってたので「主にポージーさんが…………」って突っ込んだら「いや、みんなでしましたって!!責任転嫁みたいな(笑)」って怒られました(笑)。

かく言う僕も「このアレンジのテーマは『妖艶』だな!」と理解したので、Emだけで何小説も続くところは「モード」ってやつでメロディックマイナーやハーモニックマイナーキーのダイアトニックコードをブチ込んでやろうと工夫してみました。結果、妖しい雰囲気が出せたような気がします(ソロはやっぱりAナチュラルマイナーとペンタトニックでゴリ押してしまいましたが………笑)。

しっかし、この手の努力は普段のレッスンではなかなか取り上げる機会がないので僕にとっても非常に良い勉強の機会となりました。本当にこのバンドに参加させて頂けて良かったです。

本当はその場でサクサク臨機応変に対応出来れば良いのですが、そうなれるのはいつの日になることやら……………ま、いつだってやるべき事(今は1つ1つ勉強)をやるだけですけどね!!
尊敬できる素晴らしい仲間に感謝しながら一歩づつ前進していきたいと思います!!!!最後に、鳥垣さんのチャンネル登録もお願いします!!!!