gulienの日常117。

  • 2018年12月20日
  • カテゴリー:ブログ

本日は「gulienの日常。」です。

いや〜………投稿が遅れてしまいました。理由はそう!年賀状と少年少女に贈るXmasプレゼント!!全く……ギリギリです。
こんなクソ忙しい時に時間も費用も労力もかけてプレゼントの準備をしている理由は、今年も大きなハプニングもなく無事に年末までやってこられた感謝をお返ししたくても大人には返せないので、その思いを若者達に託そうというワケなのですが、現物と一緒に思いまで受け取ってもらえるかどうかは甚だ疑問ですね…………………。

そんなやるせない気持ちを抱えながらテンパっている僕に最近嬉しい出会いがありました。

先週の体験レッスンでお越し下さった来年大学進学を控えた女子高生。
なぜ、ギターを習おうかと思ったのかを尋ねた所、『独学で少しやったけど出来なくって………………あと、作曲する時もギターが出来た方がイイし、楽譜も書けないからオリジナルの歌が歌えない』との事。

———————————ん?なんか意識高めだな。オリジナルが既にあるってことかな?それに歌う現場も既にあるというようにも聞こえるぞ。初心者じゃないの?

色々お話を聞いた所、今までボイスレコーダーに自分の歌声でメロディーを録音したものがあり、現場に関してもカラオケを流してライブハウスで歌っていることが判明。

———————————なるほど。ゼロからじゃないならマニュアル通りとはいかないな。フレキシブルにアジャストした内容にしなければ来てもらった意味が無い。よ〜し、腕が鳴るわい。グリエンクオリティのレッスンを体験して頂こうではないか!!

先ずは、リサーチから始めるとコードを幾つかジャランとやってくれました(キーGの曲を過去に練習したと見た)。そこで好きなアーティストを聞いてその人の曲をカポを使ってキーGに移調して、それを題材に推測通りのリズムの課題にアプローチしました。

体験レッスンが終わって料金の説明をお母様にしていると、『今月はあと半月しか無いから曜日時間固定の学割コースだと2回しか受けられないですよね。その場合お月謝はどうなるんですか?』とカットインしてきました。「勿論、その場合は日割り計算した料金になるので安心して下さい。」とお答えすると、『いえ、4回は受けられないですか?私、来週のライブで今やったヤツ弾きながら歌いたいです!!』とニコニコグイグイ食い込んで来たじゃないですか。

「マジで?ライブまで5日間しか無いよ?それまでに3回!?」

『(ブンブン頷いて)出来ますかね(ニコニコ笑)!?!?!?』

———————————–いや、ブンブンニコニコじゃなくて意識!!!!本気か………………。でも歌のレッスンは受けてきたらしいし、さっき僕が弾いた時に瞬時に歌い始めた様子からしてかなり場馴れしていそうだし、全くの無知が故に言っているワケではなさそうだな………………………青春フルパワーだ!!対応しよう!!

その言動もそうですが、彼女の発するポジティブオーラに驚かされてお母様にそうお伝えした所、大学は獣医学部で勉強したいことが決まっていて将来はその学問と音楽を活かした仕事がしたいと言っているそうで。

————————————おいおいおいおい!!ティーンネイジャー!!あんたソリャ、紛れもない“夢”ってヤツじゃないですか!!ドリームに向かって突き進む若者に久し振りに会ってしまったぞ!!!眩しくて直視出来ん!!!!

中一日と連日というスケジュールで強行されたレッスンでも、毎回キッチリ宿題を練習してきてくれて完璧ではないにせよ、あながち無謀なトライだったで終わらないんじゃないか?と期待を持って送り出せるようにはなっていました。
驚かされるのはその有言実行ぶりだけではなく、その礼儀正しさ。彼女が靴を履いている時に僕がスリッパを片付けようとしたら『スミマセン!!』とブン取ろうとしたり、レッスン中僕がピックを落として「アレ?どこ行った?」なんてキョロキョロしていたらすかさずサッと拾ってくれた(この経験はマジで初めてでした)り……………。

————————————なんてヤツだ。きっとこれまでに沢山の教えを受けて学んできたんだろうな。その中で応援したくなる人の素質を身につけながら。そしてこれからもそれは続いていくのだろう…………………。

体験レッスンの会った日はまとまった空き時間があったので、買ってきたプレゼントの包装に取り組んでいましたが、その日会ったばかりの子にプレゼントを確保してしまいましたよね(足りなくなったらまた買いに行けばいいや笑)!!

色々とギリギリの僕ですが、目の前でそんなに輝かれたら負けてはおれん!!
アラフォーも2018年最期まで熱く行きたいと思います!!!!