音楽について85。

  • 2018年03月8日
  • カテゴリー:ブログ

本日は「音楽について。」ですが、珍しく動画もあるのでいつものウンチクだけではないのでご安心下さい(笑)。

「ハワイアンバンプ」について。
ウクレレライフをある程度の年月過ごされている方はご存知と思いますが、ハワイアンのイントロやコーラス(1番・2番とかのくくり)の間に挟むお決まりのフレーズですね。コレがあるだけで急にハワイアンっぽくなります!!

コード進行はⅡ7→Ⅴ7→Ⅰ。
キーCの曲ならD7→G7→C、キーFの曲ならG7→C7→Fとなるワケですが、『キーって何よ?ローマ数字は何を意味してるのさ(怒)!?』という怒りの声が聞こえてきそうです(笑)ので、少しだけ触れておきましょう。

キーの詳しい説明は僕の文章力では文字だけではお伝え出来ませんので本当に興味のある(理解したい)方はレッスンで取り上げさせて頂きます。ここではローマ数字の意味する所からハワイアンバンンプの本当にざっくりと解説をしたいと思います。

先ずⅠとはその曲のなかでトニックと呼ばれるコードで、最も安定する(解決する)コードです。Ⅱはそのトニックから全音上の音をルート音とするコードで、Ⅴはドミナントと呼ばれトニックとは逆で最も不安定な(解決を促す)コードです。トニックからのインターバルが全音3つ+半音1つの音をルート音とするコードです。

キーCで説明すると、鍵盤上でド(C)から半音上の黒鍵を挟んでレ(D)があり、半音2つで全音なのでレをルート音にするコードがⅡです。同様にド(C)からソ(G)までのインターバル(音程)はド〜レ(全音)・レ〜ミ(全音)・ミ〜ファ(半音)・ファ〜ソ(全音)となり、この音G(ソ)をルート音とするコードがⅤです。あとはその2つのコードを7thにしてやればハワイアンバンプの完成です。

伝わりましたか?ってか、読んでますか!?『意味分かんないから読むの止めちゃった』って?……………………でしょうね!!!!ヤメ!ヤメ!マジでヤメましょう!!カッコ良ければイイんですよ音楽は!!

………………って事でHEY!!ウクレレBOY!!演ってくれたまえ!!

っぽいですね〜〜〜。イントロと間奏の部分で弾いているのがハワイアンバンプです。
実はこの譜面にはイントロが無かったのですが、そんな時はこのハワイアンバンプを付け足すだけで、このようにいきなりソレっぽくなります。

いつかこの内容を記事にしたくて、でもきっとウンチクだけじゃ読んでもらえないので覚えてもらいました(笑)。

—————————————ご協力に感謝するぜ少年……………………ってかTシャツのフランケンが気になって入って来ないよ!!「JUST RIDE(ただ、ノるだけ)」を語るにはまだ早い気はします(笑)が、2・4拍の強拍・アーティキュレーションなど中々良い演奏をするようになりましたね!!!!今取り組んでいる曲も頑張って同程度までクオリティーを上げましょう!!!!

最近、ギターのレッスンで理論を学びたいという方が多く、説明が以前より上手になった手応えがあり、嬉しかったのでついウンチクを垂れてしまいました(が、ヤッパリ文章にするのは無理があったか…………………)(笑)。

音楽理論は本当に面倒くさいですが、理解すれば得るものも大きいです。
今後も少しずつそのストレスに慣れて頂くためにブログやレッスンで皆さんの潜在意識にジャブを入れ続けたいと思いますので、どうぞお付き合い下さい!!!!!