音楽について75。

  • 2017年11月25日
  • カテゴリー:ブログ

こんばんは。「gulien」の太田です。

本日も「音楽について。」です。

僕は常々、ギター・ウクレレが弾けるようになるのにセンスの良さや才能の有無は関係ない(勿論、演奏で生計を立てる程のプロになるなら話は別ですが…………)と信じています。
勿論、センスが元々良ければ同じ練習量であれば、正直そっちの方が上達は早いと思います。ですが、練習しなかったり正しくコツコツ積み上げることが出来なければ、ハッキリ言ってそんなモン何の意味もありゃしません。逆に、そんなモン無くたってセンスを磨く為の具体的な方法を理解し、地道に積み上げることを続けさえ出来れば、才能の開花はいつかは分かりませんがやがて来ると思います。少なくとも現在の自分を超える事は絶対に可能と断言出来ますし、何よりも重要で尊いのはソレです。上達が実感できれば楽しいので、好循環になります。

てなわけで、どうしてもグリエンに通われている生徒さんには知っておいて頂きたい事実ですので前々回の投稿(「音楽について73。」)で大真面目に文章にまとめてみましたが、今は更にそれをプリントアウトして必要がありそうな時にお渡し出来るようにしております(笑)。

正直、そんな自分を「やり過ぎなのでは?自分の考えに固執し過ぎているのでは?いやいや!!それでも………………!!」と迷走する僕にとって、嬉しく思うエピソードがありましたのでここに綴りたいと思います。

都内の有名私立高校に通う女子高生。

勉強も所属するチアリーディング部の練習も精一杯取り組む彼女(「gulienの日常66。」で泣いちゃった生徒さんです)。少し前に部活動で怪我をしてしまい松葉杖でレッスンに来てくれた事があったのですが、先週もまたレッスン日に同じ様に足をやっちゃってお休みされました。
今週は来てくれたのですが、その時に来月の音楽の実技テスト(課題は自由選択)で再びギター弾き語りをやりたいと相談されました。

————————————頑張るな〜〜〜。難関校だから勉強が大変なのは当然として、それでも部活動も一生懸命やってその上ギターも自分の糧にしようとしておられる………………………超カッコイイです。眩し過ぎて、オジサン尊敬しちゃうな。よし!!テスト週間に入るし中々ギターの練習は出来ないんだろうけど、僕の培ってきたノウハウを総動員して同級生の度肝を抜いてやろうじゃないか!!!!

また、グリエンに通われて5ヶ月の生徒さん。
もともと歌が上手で既存の曲をカラオケでカバーするという形でアーティスト活動をされていたのですが、ギターを弾けるようになってシンガーソングライターとしての力を付けたいという理由でご入会して下さいました。センスは当然良かったのですが、ギター素人ですし前述した通りそれだけでは何の意味もありませんのでキッチリ基礎から取り組んで頂いております(『削り甲斐がある(音楽について71参照)』発言の彼です)。

そんな彼、前々回のレッスン時に『なんか昨日、急に曲が出来たんですよ。一回聞いてもらってコレをもっと良くするアドバイスを頂きたいです。』と来ました。

————————————才能の開花はいつだって突然だけど、もう!?

コード進行とリズムを多少工夫して差し上げたら『おお、おお!イイすね!!っぽくなってきた!!っぽいっすわ。やった〜。これでレコーディング行ってみます。』と超テンション上がってました(笑)。
今週のレッスン時、アレンジャーの手が加えられたデモを聞かせて頂いたら「おお!!いいですやんコレ!!」と、今度は僕が超テンション上がっちゃいました(笑)。

グリエンに通う事でギター・ウクレレのある生活がより一層充実したモノにして頂きたいと常に考えて、自分も勉強を怠らないように努力しているつもりではおりますが、まだまだ未熟者の僕にとって、とても励まされましたエピソードでした!!!!