音楽について71。

  • 2017年10月27日
  • カテゴリー:ブログ

こんばんは。「gulien」の太田です。

本日も「音楽について」です。

このテーマで投稿する時は僕なりに気をつけていることがあります。
それは読んで下さっている方が『なんか難しい事書いてるな…………意味分かんないよセンセー!!』とならずに、最後まで読める内容で『そうかそうか。ちょっと途中、読むの止めようかと思ったけど最後まで読んで良かった。』と思えて、より音楽に興味を持って頂いたり、同じような事で悩んでいる方がいる事を知って頂くことで、また明日から頑張る元気が湧いてくるような内容にしたいと思っております。

しかし!!前回の投稿の翌日、『ブログ読んだけど、専門用語が多くて適当に流し読みしちゃいました(笑)。』というクレーム(?)を頂いてしまいました。しかも二人連続で!!

—————————————oh!!ナンテコッタ!!ヤッパリですか!?やはりこのテーマは少なからずそうなってしまうのね……………。僕の恥ずかしい過去のエピソードを告白して笑いを交えて書いたつもりだったけどダメだったか………………。文字にすると余計に堅苦しくなっちゃうんだよな〜。説明の的確さよりも、ふんわり感を重視しようかな…………………う〜〜〜ん…………………ふんわり感ってナニ?

と悩んだりしてますので、根気が続けば最後まで読んでやって下さいね(笑)。

という訳で、「1・4・3・4・2・4・3・4」です。生徒さんはお分かりになる方も多いのではないでしょうか?運指トレーニングのパターン。人差し・小・薬・小・中・小・薬・小指の順番で動かすヤツです。

人差し指を浮かさずに、中・薬指の中心に重心を残したままこの動きをするのが中々大変ですが、コイツで指の力ではなく重心移動で押弦出来るようになれば、安定したフォームを手に入れる事が出来るので、多くの方に取り組んで頂いております。
歌い手として活動されていて、ギターの弾き語り(や作曲)も出来るようになりたいという事で7月から通って頂いている生徒さん。

グリエンに通われる前に3曲くらいコードを覚えて気合で弾いておられたので、左手は後回しにしてリズムパターンと右手のフォームを徹底的に取り組んで頂いておりましたが、それなりに成果が上がってきました故、最近は左手のフィジカルアップの為の運指トレーニングに入っておりました。

取り掛かり初日はレッスンが終わると、「なんか今日は精神が削られました……………疲れた…………。」と仰ってましたが、『今日も削って行きますか!?』と冗談を交えて笑いながら黙々と続けて頂いておりましたので、要領を掴まれてきたご様子。遂に「14342434」に入りました。
最初は『おおっ…………なんだコレ?ムズいっすね……………。』と脳からの伝令が指に伝わるのに想像以上のタイムラグがある事実にパニクっておられましたが、覚えてからは『コレは削り甲斐がありますね。イイっすね(ニヤニヤ)……………。』とヤル気満々の自虐的な台詞が飛び出しました(笑)。

—————————————削り甲斐があるって……………目的は「削る」事じゃないんだけどな(笑)。でも、その精神とワード、イイね!!

お帰りの際も『ありがとうございました。来週まで削って来ます。』って、ココは何屋よ!?彫刻教室じゃないんだから…………………(笑)。

ギター・ウクレレが弾けるようになるためには、こういった地道なトレーニングが必要不可欠なんですね。
独学に限界が来るのは、リズムの理解やそれを体現する為の効率の良いフォームを構築出来ないからといっても過言ではありません。

僕が基礎に拘るのは、グリエンに通って下さっている生徒さんには一人として挫折感を味わって欲しくないと思うからです。
やりたい事が出来る様になる為に、それにおいて必要な力を身につける為に、皆さん僕と一緒にこれからもどんどん削って参りましょう!!!!