gulienの日常69。

こんばんは。「gulien」の太田です。

本日は「gulienの日常」です。

グリエンには小・中・高・大・専門学生の沢山の学生さんが通って下さっておりますが、その中から本日はオモシロ小学生男子のエピソードを綴りたいと思います。……………………そう！グリエンの誇り・ウクレレBOYです。
いつも支離滅裂で小生意気な発言を連発して、僕の「必殺！人差し指でグリグリ」を足にぶっ刺されて『ア゛ーーー！！止めてヤメて！！』と悶絶している彼。

最近、親御さんに連絡用のガラケーを買ってもらったようで、ドアを空けた時に挨拶もしないでソレをいじくっていたので、強制的に挨拶をさせてから「君みたいな子は絶対、スマホを持たない方がイイよ。どこまでもバカになるから。」と忠告してやりました。

『何で？そうなの！？Youtube見まくるのに（彼の夢はYoutuber）…………………』と笑っていました。

————————————だからだよ！！！！

その日のレッスン中も「この部分ができてないから、ここからやって。」と僕が３回くらい言っても『どこから？（ヘラヘラ）』とカマす始末………………………でも、そのやり取りを何十回も経験してきた僕は、ソレをやる時の彼の魂胆は完全に見透かしています。

「出来ないんだろ。だからそうやって時間稼いでいるんだろ。」『何で分かったの！？』←本気で驚いた顔で。

————————————はぁ〜〜〜………………。普通、図星でも子供は取り敢えず『違う』って言うんだけどな……………コイツ、天然というか、ピュアというか、大物というか………………。

そんな時は決まってコレ、「い〜から！！はい、ワーン・ツー・スリー………」僕がカウントをしたら反射的に弾き始める時のスイッチングの早さは驚異的で、いきなり演奏モードON！になります（これだけはいくら泣こうが徹底してきたので、彼も成長しています（笑））。

もともとセンスの良い彼はメンタルは弱いですが、おだてると想像以上の集中力でどんどん木を登って行くので、限界まで登らせてから褒めてやると、風を感じながらその高さまで登る事が出来た自分にご満悦になり次も練習してきてくれます（笑）。
その日も褒めてやると、
『あざっす！！！！…………………あ〜〜〜スルメ食いたい……………。』

————————————なんじゃいソレは！！！！目茶苦茶！！支離滅裂！！

レッスン終了後、多めに褒められてさっきまで上機嫌だった彼が靴を履きながら何やら考え事をしているご様子…………………………どうしたんだ？とその様子を観察していると、『ありがとうございました…………………………………オレ、絶対スマホ、ダメ？』とボソリ。

————————————覚えとったんかい！？更にその時じゃなくて、今、ソレかい！？別に僕の許可はいらないのにな…………。

いつもながら呆れて、「ダメダメ。中３まではダメだね。」と言ったらショボーーーン……………と帰って行きました（笑）。

別のウクレレ少年（小６）。
レッスン中、『あ、そうだ。』と言ってウクレレケースから謎の四角い物体を取り出してカウンター・テーブルに置きました。

「なんで電卓持ち歩いてるの！？」と驚いた僕に、『いえ、コレは時計です。』と澄ました顔で丁寧に答えました。こういうヤツ！！

————————————いやいや！！持ち歩かんでしょコレ！！『腕時計は持っていないんですけど、コレが家にあったんでコレでいいかなと思って（笑）。』ってマジですか？遊びに行く時も持って行くって、時計としてはそこそこ邪魔になるでしょコレ……………。

完全に天然でイイ奴なんです（笑）。真面目すぎる彼が僕は大好きです（笑）。

子供らしい珍プレーをカマす彼らが、ウクレレを頑張っている姿を見ていると本当に励みになります。
いろいろな個性の彼らが、楽器を通してカッコよく成長してくれるように僕も頑張って参ります！！！！