レッスン内容紹⑭。

  • 2017年08月20日
  • カテゴリー:ブログ

こんばんは。「gulien」の太田です。

本日は「レッスン内容紹介」です。

先月30日の「gulien慰問楽団」の様子を諸事情によりUP出来なかったので、出演者のもう一人のグリエンの誇りウクレレboyに改めて当日演奏した曲を弾いてもらいました。

四の五の申さず早速いってみましょう!!
「大きな古時計」のソロウクレレです。どうぞ!!

よく頑張りました!!
メロディーのアーティキュレーションや、8分音符が途切れないように肉声で歌っているように・・・・などの細かいところに目をつむれば、小学生らしいほっこりする演奏でしたね(笑)。

途中でナチュラル・ハーモニクス音を出すところ(歌詞が「チック・タックチック・タック」のところ)は本人なりに工夫したようで、離すタイミングよりも指が弦に触れる面積を可能な限り少なくしています。ストロングスタイルではないですが、自分で考えて自分なりの答えを出したという点は本当に素晴らしいと思いましたので、今回は大目にみました(笑)。

それにしても、正直、練習熱心とはほど遠い上に「ベイブレード(コマ同士をぶつけ合って遊ぶオモチャ?)」以外に自分のプライドをかけている様子が伺えない彼がこの演奏が出来ている事が不思議なんですよね(笑)。
歌心にまだ色気がない事は年齢からして当然としても、心温まる音というか、Famousらしい音を鳴らせていて、彼の思いに楽器が応えているような気がするんです・・・・・買いかぶり過ぎか!

当日は録画していたのですが、エレキ少年が弾いている向こうでそれを見ている彼が映っていて、その様子がとても滑稽だった(全くノらずに羨ましそうにガン見していました(笑))ので、その時の心境を「この表情は何?スゲ〜な〜って思ってたの?」と聞いてみたら、Tシャツの中にカメみたいに首を引っ込めて恥ずかしそうにしていました(笑)。
また、「やってみてどうだった?やって良かったって思う?」とも聞いてみましたが、それも恥ずかしそうに『ま、そういう事かな・・』と素直に答えてくれました。

中々、本気になっているところを見せませんし、いつも一々わざと生意気な言動や態度をして本心を気取られないように振る舞っていますが、最終的には、僕の質問からも思いからも逃げずに彼なりに精一杯応えてくれます。
彼が周りに見せたがっているほど、COOLにはなれないヤツなんです(笑)。

前回のレッスン内容紹介のエレキ少年同様、最初は泣く事も多かったですが、見え方の違いはあれど彼も同じように彼らしく成長してくれています(一見では分かりませんが彼が5歳の時から見させて頂いている僕にはハッキリと分かります。)
自分に注がれた思いに対して、自分なりに逃げずに向き合って応えようとする強さをもった男の子に成長してくれている事が本当に嬉しいです。グリエンの誇りです。

楽器を通して、人や現実と向き合う強さと共に、個性を伸ばしてカッコイイ少年になってくれる事を願っております。

これからも男同士、精一杯向き合って共に成長して行きたいと思います!!