音楽について㊺。

  • 2017年03月24日
  • カテゴリー:ブログ

こんばんは。東急田園都市線梶が谷駅ギター教室「gulien」の太田です。

本日は「音楽について」です。

先週17(金)はこの辺りの小学校の卒業式だったようです(当日、チラシ配り中に通りかかった梶ケ谷第3公園で遊んでいた小学生の会話で聞こえて来ました)。
グリエンではその日、4人の小6生徒が小学校を卒業されました。

時が過ぎるのは早いもので、小2で出会った少年(当時はウクレレから始められました)が、来月からは難関私立中学生になるとは……………………………僕の気付かないところで確実に時は流れているという事を痛感させられました。

そんな3月下旬。
大人の生徒さんのレッスンでも、同じように時の流れを実感する事がありましたのでここに綴りたいと思います。
昨年6月にご入会頂いたウクレレの生徒さん。
ハワイにご旅行された時にノリで購入されて以来、しばらく押入れに幽閉されていたウクレレをお持ちだったようで、チラシをきっかけにグリエンでウクレレライフを始めて頂いておりました。

先日のレッスンで、『ウクレレにサイズがある事を知らずに(ソプラノ)買っちゃったんですよね…………………』と伺ったので、試しに僕のウクレレ(kamakaのコンサート)を弾いて頂いたところ、『弾きやすい!!私も買います!!』といきなりの購入意思を見せられたので、「おお…………そうですか。でも、弾き易さだけで言えば、今、お使いのウクレレはナットが高いので、リペアして溝を深くしてテンションを下げてあげれば左手は弾き易くなりますよ。知り合いのリペアマンに費用など聞いておきましょうか?」と返すと『はい。じゃあ、お願いします。場所はどこですか?会社帰りでも大丈夫ですか?』と即決されたのには驚きました。

————————————『じゃあ、もう少し上手くなったら考えます…………………………』くらいの返答が来ると思ったら、意外にもノリノリな解答じゃないか………………………僕の想像以上に、生活の中にウクレレの為のスペースを空けて下さっているという事なのかな…………………………?

また、同じくウクレレの生徒さん。
10/26の投稿(「音楽について㉖。」)で触れた、ご夫婦で通って下さっている生徒さん。
旦那様が習い始めた矢先に、青森に単身赴任が決まってしまった事をキッカケに奥様が通って下さっているのですが、先週の日曜日、午前中に旦那様、午後に奥様がというダブルヘッダーでお越し下さいました(笑)。

午後に来られた奥様、『来る前に主人に、ちょっと練習付き合ってよって言って、二人で童謡のメロディーとコードを分担・交代で練習してました(笑)。止まったり、もう一回!もう一回!!ってなったりで、まだまだな感じでしたけどイイですね(笑)!!楽しかったです!!』と遂に実現した、ご夫婦でウクレレという共通の趣味で同じ時を共有された一幕を楽しそうに話して下さいました。

—————————————素敵じゃないですか…………………。ご主人の転勤をキッカケだ始まった奥様のウクレレライフが始まって約半年、最初の頃に『いつか一緒に弾けたら………………』と仰っていたことが実現したのか…………………………縁とは不思議なモノで、素敵なものだ。…………………………超・グリエンされていて嬉しいです!!!!

更に別の、保育士のウクレレの生徒さん。
今月末の保育園で行われるお別れ会で「海の声」をお子さん達と歌うために練習されていましたが、いよいよ近づいて参りました。
前回のレッスンで見させて頂いた限りではきっと当日は色んな意味で良い演奏が出来ると思います。

—————————————2年前、始められる時に『いつか、子どもたちの前で弾きたい』と仰っていてな……………………色々大変な事もあったと思いますが、続けて少しづつ少しづつ前進して下さって、遂にその時が来る分けね!!!!健闘を祈りますよ…………………出来れば録画して見せて下さい。

毎年、仕事に追われている内に、桜の花も気付かない内に咲き始めて満開になり、お花見を計画する猶予を与える事なく散り去って行き、虚無感の中に置き去りにされます。

お花見をする余裕はいつもありませんが、通って下さっている生徒さんそれぞれのグリエンの開花を垣間見させて頂く今日このごろです(笑)。