音楽について㊱。

  • 2017年01月11日
  • カテゴリー:ブログ

こんばんは。東急田園都市線梶が谷駅ギター教室「gulien」の太田です。

本日も「音楽について」です。(よ〜し!!「gulienの日常」との差が詰まってきたぞー!!…………誰も気にしてないけど。)

そろそろ仕事始めから一週間が経つグリエンですが、最近は皆さんやはり、年末年始の行事で練習不足の方が多いみたいです……………………そりゃ、そうですよね(笑)。そんな状態でもお越し下されば、再び勘を取り戻すべく、僕がパッションと具体的なキッカケを注入して、新年の確実な一歩を踏み出して頂いております!!

………………………………ですが、子供は別!!!!
期待の小3エレキ男子の新年一発目のレッスン。ひと目で練習不足と見て取れましたので、いつもよりもアメ(褒め言葉)の量を減らして、「ちょっと弾けるようになったからって調子に乗らないように。基礎が全然出来ていないよ。やっつけの目的意識のない練習をして、レッスンでやった事を全部ぶち壊して来ないで。次のレッスンまでの間はちゃんとやってね。」と、ビターでスパイシーな大人テイストの言葉で、チクリ。…………………ちょっと涙目になってました(笑)。

パッションと具体的なキッカケ+『男気』も注入です!!
大丈夫。彼はいつも少しづつ、でも確実にカッコイイ少年に成長してくれているので、今年もやってくれるはずです!!!!
一緒にカッチョイイ男になろうぜ!!

つい、彼にはいつも、講師として以外の熱い感情がこもってしまいます(笑)が、彼は曲がらないと信じておりますし、そのくらいが丁度良いと判断して接しております。生徒さんそれぞれ、一人ひとりに適したペースや雰囲気で一番美味しいレッスンを心がけておりますので、誰かれ構わずビター&スパイシーなレッスンをするワケじゃないですよ(笑)!!

というわけで、ウクレレとギターのビギナーの方のエピソードも。
ビギナーの方にはいつも、基礎練習でリズムやフォームを安定させつつ、童謡を題材に「楽器を使って音楽を弾く」とはどういう事か?に触れて頂いております。
ウクレレの生徒さんは、《とんぼのめがね》のメロディーを練習して、殆どその一端に触れられたように見えたので、メロディーを一緒に弾くのはやめて、僕はコードで伴奏して合奏を体感して頂きました。大体出来ていらしたので、《シャボン玉》にも取り掛かろうとしたところ、

『もう、コレ終わりですか!?もう一回!!もう一回!!』と、めっちゃ楽しそうでした(笑)。

ギターの生徒さんは、
『孫の幼稚園の授業参観に行った時に、コレを歌わされたんですよ〜冗談じゃないですよ〜僕は歌いませんよ!(笑)』なんて仰っておられたのに、ギターで弾き始めたら目茶苦茶一生懸命やられるではありませんか!!(笑)。

「歌をうたう時はイメージが途切れる事は無いですが、ギターで弾くと、どうしても押さえる場所にばかり意識がいってしまうので、イメージを切らさないで弾いて下さい」と説明すると、ゼーハーゼーハー言いながら取り組んで下さり、
『疲れますね〜!!ハ〜〜〜……………もう駄目だ!!来週までには出来るようにして来ます!!』と《とんぼのめがね》に超全力を出してニコニコしながら帰って行かれました(笑)。

大人が童謡を本気で弾いて、楽しめる!!楽器は演ってみるまでは、このような楽しさがあるとは思いもしないものです。
でも、それを経験する事が最も重要なのです!!題材が童謡だったとしても、です。

子供からご年配の方まで、生徒さんが新しい経験や感情(境地)と出会ったり、限界を超えられる瞬間をご一緒出来るという事は、とても嬉しい事だと思いました。
これからも、グリエンがそういう場所であり、そのお手伝いをさせて頂けるご縁に感謝して精進致します!!!!