音楽について②。

  • 2016年03月16日
  • カテゴリー:ブログ

こんばんは。ギター教室gulienの太田です。

本日は「音楽について。」です。

小学校の音楽の授業で、3人くらいが前に出て先生のピアノ伴奏に乗せて皆の前で歌うテストが嫌いでした……。
体育のように記録を計るのなら自分のベストが出るように体力と気力の限り頑張る!勉強のテストは皆も一緒にテストを受けているから、皆に見られながら問題を解くわけじゃないので一問でも多く正解出来るよう解答する!!
歌のテストは?………通常の授業は皆で一斉に歌っているから、何が正解なのか分からない状態でテストされるし、その迷走する様を皆に見られるし…………中学ではその迷いを振り切って、3人しかいない中でも口パクかましていました。(そんな苦い体験が、今のgulienのレッスンにおいて生かされているのですが……)

音楽という教科に対して完全に苦手意識をもってしまった太田少年に変化が訪れたのは高校2年の時でした。
今でも交流のある、高校で出来た唯一の友人からの一言。「お前はROCKを聴け、いや、聴くべきだ!!」そう言って彼はTHE YELLOW MONKEYの「SICKS」というアルバムを貸してくれました。なんとなく一回聴いて「よく分かんなかった。」という感想を添えて翌日返却したら「バカ!いいから聴け!良いと思えるまで貸しておいてやるから、良いと思えるまで聴け!」と怒られました………。

やがて変化が………「なんだこの高揚感は…カッコイイではないか!」そう思うようになっていきました。アルバムの最後の曲の歌詞に「僕が犯されたロックンロールに希望なんてないよ あるのは気休めみたいな興奮だけ それだけさ……」と歌っています。
色々なことで迷い失望していた17歳の僕は、「何の答えにもなっていないけど、とにかく嘘がない。」と感じました。心を打たれました。まさに「SICKS」でした……。

今思うと、彼と出会いロックを薦められていなければ、僕がギターを弾くことは無かったと思います。まさか、約20年後にギター教室を開くことになるとは………不思議な縁です。
皆さんにも心を打つ大好きな曲があると思います。
僕は当時ギターでその曲を弾くなんて事出来ませんでしたが(始めたのが19歳ですし…)、今なら皆さんのお役に立てると思います。一緒に頑張って大好きな曲をマスターしましょう!!