レッスン内容紹介46。
- 2025年06月18日
- カテゴリー:ブログ
本日は「レッスン内容紹介」です。
今月はグリエン史上初となる回数限定の「ワークショップ」と言う名の合奏イベントで充実した日々を過ごさせて頂いております。
第1・3週日曜組、第2・4週日曜組、第2・4週金曜組の3チームに分けて開催しておりますが、1チーム5名まで最大15名の本企画に13名の生徒さんにご参加頂きとても嬉しく思います。
今までの僕の発想にはなかったアイデアですが、いざ実現してみると皆さんお開きの時間になると「楽しかった!」「たまにはこういうのも良いですね!」「これからもやってもらえますか!?」と楽しんで頂けたようで、そんな皆さんの様子を見ていると本当にやって良かったと思います。
逆に、コレはコレでメチャクチャ価値ある時間だと実感するのと同時に、普段から考える習慣はある方だと思っているのに関わらず、ここに至るまでに開業してから10年の歳月を要した事を鑑みると同じくらい反省の念も感じております。トホホ………。しかし、大いに学ばせて頂けている喜びと感謝の気持ちの方が圧倒的大きいのです!!
さて、オッサンの成長の日々は輝きに欠けるので、ここらで若者の成長の輝きをご覧下さい。
「インフェルノ」(Mrs.GREEN APPLE)です。どうぞ!!
ウェイ!!いいじゃん!!眩しいなイケメン!!動画編集やり過ぎた!!
やっぱこういう今時の音楽を若者がエレキでガチって弾く様はカッコイイですね!!
彼は部活(テニス部)も頑張っていて関東大会を狙えるような強さの学校でレギュラーだそうです。高3なので丁度インターハイ予選をやっている頃ですが、オッサン自分の成長に手一杯でそこら辺聞くの忘れてました。今度、聞きます。
そんな勉強も部活も大変な時期にここまで仕上げてきたのは評価に値する努力だと思います。頑張ってくれました。
先ず、イントロのオクターブ奏法は音と音の間をなるべくスライドで繋いでグイングイン言わせると。あと、Aメロで歌メロとユニゾンする時は特に合奏感を意識するように(めっちゃコッチ見てますね……笑)。ところどころポリリズム的に聞こえるフレーズは覚えてもきっちり1小節ずつに区切りながら何度も確認したり、半拍三連と16分音符の違いを理解して体現できるようにしたり、サビなどの省略型のコードをかき鳴らすときは左手でキッチリ余弦ミュートしながら右手はフリ自体に8ビートを感じながら………などなど注文盛り沢山でした(笑)。
音楽の授業でバンドをやるそう(今時ですね……)でこの曲を課題曲にしたところからスタートしました。
最初は授業対策だったので他のパートの子は多分無理だろうし、原曲のテンポじゃなくても良いんじゃない?と言うノリだったのですが、最後の方は自分の為に頑張ってるように見えてきて、軽い気持ちで原曲のテンポで練習してみたらなんか扉が開く予感がしました。
「これ、ブログいけちゃうんじゃない?先生、メロディー覚えた方が良い感じ?」って聞いてみたところ、少し困った顔で『はい。』と……………御意。
〝出来るor出来ない〟じゃなくていつだって大切なのは〝やるかやらないか〟と普段から若者には説教垂れている手前、やらない訳にはいかないですよね。若者がこんなに頑張ってくれたのだから大人が誤魔化す訳にはいかんのですよ!!という事で僕も頑張って歌メロ弾けるようにしてセッション形式で録画しました。その甲斐あって彼もノリノリでカッコ良く弾いてくれました!!
2番の歌だけになる時もリズムに乗ってイメージを切らさないところなど、弾いていない時のプレイヤーとしての在り方や所作といった部分は流石に長く習ってくれているだけの事はあって、〝間違えずに音を出す〟事に執着せずに〝音楽を演奏する〟レベルになってきているなと感心させられ改めて彼の成長に驚かされました。
グリエンは教室で僕はそこの講師ですが、通ってくださる生徒さんに価値ある学びを沢山頂き感謝しております。
これからも皆さんの可能性や学びの体験の価値を高めていけるよう、楽しみながら努力していきたいと思います!!!!